Making note

2023/08/09 13:00



なぜ花を使って

文字や数字を象ろうと思ったのか。

構想を練り始めたのは20217月。

娘を出産後すぐ、まだコロナ禍のことでした。

 

 


花をもらって嬉しくない人はいるでしょうか?

 

花には不思議な魅力があります。

心を穏やかに、真っさらにしてくれる力がありますよね。

 

 

加えて、私が花を飾る際に感じることがいくつかあります。

 

 

せっかくなら綺麗な部屋に飾りたい、と

つい片付けたくなり

無意識に部屋を整え掃除したくなること。

きっと誰も散らかった部屋に

花を飾ろうとは思わないのではないでしょうか。

 

そして、自分が身にまとう服を選ぶ際に普段は選ばない色も

花であれば取り入れたくなること。

基本的に淡いカラーの花が好きですが

服とは違い、ピンクや赤なども気負うことなく取り入れられるのが

花の良いところだと思います。

 

最後に、季節を部屋の中でも気軽に楽しむことができること。

雨や雪の日、体調が優れない日など

外に出掛けるのが難しくとも

部屋の中に花があれば

それだけで空間がぱっと明るく華やぎますよね。

 

 

花は「空間」を

そして「時間」をも

変えてくれる力があると私は考えています。

 

 

 

ljsでは" 枯れないお花" で彩った

花咲く命名書を制作しています。

 

正直、生花ほど儚く美しいものは無いと思います。

それは枯れるという「終わり」がすぐそばにあり

「今」しかない限られた時間があるからかもしれません。

 

 



でも命名書は愛おしい子どもへの贈りもの。

生花のように終わりが目前にあるものや

ただのイラストでは

何だか込める想いに合わないような気がしました。

 

そのため、実際の花(プリザーブドやドライ)を使い

キャンバスに印刷することで

いつまでも枯れることのないお花で彩る

花咲く命名書を制作することにしました。

 

 

私は花を飾るように

いつも目にする場所に我が子の命名書を飾ることで

自然と穏やかな気持ちになれています。

 

 

 

気持ちを気変え

そんなお手伝いができれば幸いです。

 

 


 
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